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引越し費用は負担してもらえる場合もある

任意売却を行った場合、引越しをする必要があります。藤沢や川崎、横浜など、どこに引越しをするのか、荷物はどのくらいあるのかなど、引越しにかかる費用は人それぞれ異なるものです。いずれにせよ引越し費用はそれなりの金額がかかるため、どのように確保すべきか頭を悩ませる方は多いでしょう。こちらの記事では、任意売却で引越し費用は債権者に負担してもらえるのか解説いたします。

がっかりする方もいらっしゃるかもしれませんが、引越し代を債権者が負担しなければならない義務はありません。基本的には、ご自身で引越し費用を確保する必要があるのです。

しかし、債権者次第では善意で負担してくれる場合もあります。任意売却を行う方の中には、経済的に余裕がなく苦しい思いをしている人がいることを債権者側はよく理解しています。債務者に引越しをするだけの余裕がない、と判断された場合は債権者が引越し費用を確保してくれるケースがあるのです。

債権者にできるだけ負担してもらいたい場合は、引越し費用の確保がどうしても厳しいことをしっかりとアピールをする必要があります。

引越し費用の相場は、10～30万円ほどです。30万円負担してもらえれば多いほうですので、10万円以下になることもあるでしょう。実際にどの程度負担してもらえるのかはケースバイケースですので、これらの情報はあくまで目安です。債権者がなるべく用意してあげたいと考えたとしても、売却益が予定よりもずっと低い場合は、まとまった金額を確保することが難しいケースもあります。

任意売却を行う際は、「引越し費用は絶対にもらえる」ではなく「もらえない」と考えて行動したほうが良いです。また、どうしても引越し費用を捻出できない場合は、任意売却に精通したプロに交渉をご依頼ください。プロでしたら、交渉のコツを熟知していますので、ご自身で交渉を行うよりも上手く対応できます。