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仲介手数料を受け取りそのまま連絡が取れなくなる

不動産売買では、不動産会社が買い手と売り手の間に立って手続きを進めていくことが一般的です。そのため、仲介手数料を不動産会社に支払う必要があります。仲介手数料の請求自体は、一般的なことですので法外な値段を請求されない限りは問題ありません。

しかし、注意すべき点は「仲介手数料は成功報酬として支払うもの」という点です。売買契約がきちんと成立して支払う報酬であるにもかかわらず、詐欺グループは仲介手数料を先に受け取りそのまま行方をくらませます。

任意売却では、仲介手数料を債権者が支払うケースが多いため、債務者が自己資金から支払いをすることはほとんどありません。手数料の支払いを求められたら、詐欺かどうかをきちんと判断しましょう。

引越し費用を支払うと謳っておきながら支払わない

チラシなどで「引越し費用をお支払いいたします」といった文言を記載しておきながら、実際には一銭も支払わないという悪質な業者もいます。確かに任意売却では引越し費用が捻出される場合もありますが、債権者と話し合いをしてみないと引越し費用を捻出できるかどうかわかりません。したがって、最初から「任意売却が成立すれば必ずお金が受け取れる」と謳っている業者には注意が必要です。